恵下埋立地ダイオキシン類現地視察

廃タイヤ燃え殻・ダイオキシン類発見現地確認  ≪2017/02/24≫

 

 1月28日・2月7日の中国新聞朝刊で報道された、恵下埋立地建設予定地の廃タイヤの燃え殻から高濃度のダイオキシン類発見のニュース。
 その現場を2月24日。市議会議員さんらと視察してきました。
 5600トンの燃え殻は、想像していたよりも広範囲にありました。

 

 飛散防止のためブルーシートをかけられていますが、その下には1~3メートルほどの厚みでタイヤの燃え殻が分布しています。

 

 視察に立ち会った市職員は、「高濃度ダイオキシン類があったと伝えただけでは不安や混乱を招くので、全容と対処方法を明確にしてから発表することにした。そのために時間を要した」と説明。

 

 廃タイヤは、埋立地建設予定地のその他のエリアにも散在し山積みになっています。工事で掘られ露出した土の中にもタイヤが見えており、かなり広範囲に大量の廃タイヤがあったことが明白です。
 燃え殻は、本当にブルーシートがかけられているところだけなのか、とても信じられません。

 視察に行ったみんなが一番疑問に思ったのは、なぜこれを発見した当時にすぐに地元に連絡しなかったのか、ということ。
 発見されたのは昨年8月のことだという。そして、9月には最終処分場に入れられる判定基準以上のダイオキシン類を含むことが判明していましたが、水内地元住民に伝えられたのは1月28日の新聞報道後でしたが、戸山地区住民には伝えられていません。

(連合町内会役員には1月19日に説明し、その後、順次説明しようと思っていたが、新聞報道が先になったと広島市は言っているが・・・)