2016年3月25日 広島地方気象台 報道発表
旧恵下谷山無線ロボット雨量観測所跡地における空気湿電池の放置について
広島地方気象台は、表記について2016年3月25日に報道発表資料として広島気象台のホームページに掲載していました。
【概要】----------------------------------------------------------------------
広島地方気象台は、広島市佐伯区湯来町の恵下谷山(えげたにやま)において昭和30
年から平成3年まで無線ロボット雨量計による観測を実施していました。
無線ロボット雨量計は、観測機器及び無線装置の電源として空気湿電池を、観測開始
から昭和50年代までの間使用していましたが、この空気湿電池84個が観測所跡地周辺
に放置されていたことを確認しました。
この空気湿電池の電極には、少量の水銀が使用されていたことから、観測所跡地の土
壌調査を行った結果、直下の土壌からは国が定める基準を超える水銀(無機水銀)が検
出されました。
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